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ゆとりアラサーオタクのブログ

好きなものに囲まれた生活くらいしないとやってらんないじゃん?

「好きなものに囲まれた生活くらいしないとやってらんないじゃん?」


最近わたしはインテリアにはまっている。今の家に引っ越して7ヶ月。少しずつ可愛くなっていく部屋にどんどん愛着が湧いてるけど、まだまだ理想の形には程遠い。何故なら圧倒的に経済力が足りない。

全くもってわたしは高給取りではないけれど、欲しいと思ったものを買わずに我慢するという選択肢がまるでないので、湯水のようにお金を使う。
考えて節約できないことに加え、こだわりを持って選びたい物事が多すぎるからだ。

最近散歩にはまっていて、家の近所(徒歩か自転車で一時間圏内くらい)にある雑貨屋さんとかをひたすらGoogleで調べて、お気に入りのお店を見つける旅に出てる。
とにかく可愛いものが大好きで、胸がときめくギャンカワなものを見つけるのがしぬほど楽しい。
テンションを上げるため、誰にも会わないし近所の散歩なだけなのに、お気に入りの洋服を着て髪の毛アレンジしておめかしして行く。
で、歩きながら大好きな音楽聴いたら、もうウキウキどころの騒ぎではない。

わたしはわたし自身に対してコンプレックスと劣等感が強いので、わたしを着飾るものにとても凝るし興味がある。
だから洋服やアクセサリー、音楽、インテリア、そういう自分の外部にあって自分を形成するものに異常なほどこだわる。

自分自身をもって戦う物事はとことん苦手でないがしろにしてしまうことが多い。
たとえばヘルスケアやスキンケア、勉強、運動、仕事。
食べるのは好きだけど食に興味がない、とかもそう。
これのとどのつまりが恋愛なんじゃないかなと最近思い始めてきた。
自分自身をもって戦う物事の最たるものなんじゃないかと思うけど、それについての努力をずっと怠ってきた結果、このくらいの年齢になると、わたしの中身が空っぽで薄っぺらいことにみんな気付いてるんじゃないかな。
だから好かれないし、わたしも人を好きになるやり方がわからないんだろうな。

かといって対人関係が全般苦手なわけではない。
ある意味友達は前者に近くて、自分がこだわってこだわって大好きな人を見つけていて、外部にある自分を構成する要素な気がする。
だけど恋愛って自分が魅力的であるよう努力が必要で、かつ経験を積めば積むほど得意になっていくものだよね?知らんけど。

ずっと自分が別に特段取り立ててやばい部分がある感じではないのに、普通の人が経験してる当たり前のことが出来ない自分を欠陥人間のように思ってたけど、単純に力を入れる得意不得意があまりにアンバランスなだけなんだなと思い始めてきた。
全部経験がないからただの机上の空論なんだけどね。

とはいえ、一般的に考えられる人間を構成する要素のなかで、恋愛というものが占める割合が高すぎる。
たまたま興味をもてなくてないがしろにした部分が、人間的に落としてはいけない必須科目だったのよ。
だってみんな、それによって感情左右されたり人生変わったりするんだよ?
わたしが感情動くの、オタクな理由しかないからね基本。

だからわたしにとって非常にコンプレックスになってる。
当の本人としては何が何でもしたいわけでもなけりゃ悩んでるわけでもない。無くても生きていけるけど、周りから魅力のない人間だと思われることが本当に嫌なのだ。
なにせわたしは異常なほどに自意識過剰だから。
この年でほとんど付き合ったことないっていうと、どっかおかしいやつだって思うでしょ。

だからわたしは身の回りを好きなもので埋め尽くす。
自分自身に魅力がないことを大好きなものを集めることで誤魔化そうとしてる。
好きになってくれる人がいないから自分で自分の機嫌取るために楽しいことばっかりする。
そしたらほんとに楽しい人生送れる。
苦手を克服するのではなく得意を伸ばすシステム。

でも見る人によっては可哀想なのかな。
幸いにもわたしと仲良くしてくれる友達はみんな見下したりせず普通に1人の友達として接してくれる人しかいないから、こだわって友達作って良かったなあと思う。
尊敬する友達しかいないもんわたし(これはむしろ上から説あるけど)

でもさ、これは言ってもまだ20代だから誤魔化せてるのかなあ。大人になればなるほどワクワクするものが減るっていうし、好きなものが少なくなってしまったら自分自身で戦うしかないのかなあ。

そう考えると怖くなってくる。
今度みんなにレクチャーしてほしい。