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ゆとりアラサーオタクのブログ

泣いてるオタクに泣くオタク

「泣いてるオタクに泣くオタク」


ゴールデンウィークは高尾山に登ったり姪っ子に会いに行ったりする予定だったけども、緊急事態宣言の発令により暇な日々を過ごしているので久々にブログでも書こうと思い立った。

 

書きたいことは色々あって、圭人の卒業とか配信ライブとか、そもそも1年ほど前担降りブログを書いたにも関わらずものすごい熱量でオタクに出戻りしていることとか、おもにHey!Say!JUMP関連で脳内に文章が溜まりまくっているんだけど、とりあえずエンタメにかかわるわたしの涙腺事情についてでも書こうかなと思う。

 

今回わたしの涙腺事情について書こうと思ったのは、ブルーレイを買って数年経っているにも関わらず実は一度も見ていなかった特典映像があり、それを見て泣いたからである。

その映像というのが、2019年の夏、毎年行われているJUMPのツアーが、ファンのマナーが悪いということで開催されず、何故か台湾でのみライブが行われるというまあまあな事件があったその台湾ライブの映像だった。

公式のものは雑誌以外すべて購入し課金はするしメンバーのプライベートは詮索しない、信仰型の優等生オタクであるわたしからすれば本当にたまったもんじゃないよ、という出来事で、直接ではないにしろJUMPから離れる理由のひとつになったことでもあるので、言ってしまえばあまりいい思い出ではないのでなんとなく映像を見ないでいた。

しかし、その時より少し大人になったわたしと暇が重なり、長い時を経て2日かけて見ることにした。

 

ほんとにごめんなさい。見なかったわたしを許してください、というよきライブであったことは長くなるので割愛して、通常のライブ映像と明らかに違う部分があった。

それはしきりにファンの反応が映し出されることだった。

これまでもライブ映像でファンが映ることはもちろんあったんだけど、曲に合わせて歌ってる姿をがっつり映したりとかはなかった(はず)。

それを見て、たった1年、夏のツアーがなかっただけで怒っていた自分をとても恥ずかしく思った。

この子達は7年も待ったんだなあ、やっと会えて楽しそうにはしゃいでる姿を見ると胸が熱くなった。

最後に歌ったWhite  Loveのラスサビで中国語に歌詞を変えて歌う、という言ってしまえばありきたりな演出なんだけど、それに感極まって泣き出す現地のファンを見てわたしも泣いた。

嬉しいよね、わかるわかる、込み上げちゃうよね、、、という気持ちになるのだ。

 

実際にライブに行って号泣することは何度もあるんだけどそれは音楽と自分のこれまでとか思い出とかを重ね合わせて感極まっちゃって泣いてることが多い。

ただライブ映像を見ていて泣くのは大抵ファンが泣いていたり楽しそうで多幸感に満ち溢れたりしている姿が映ったときなんだよね。

特にBUMPのライブ映像はよくファンの姿が映るんだけど、本当にみんな素敵な顔をしてて。

当たり前のように何万人の人々がそれぞれの生活を送っていて、普段は嫌な奴かもしれないし、悩みなんて一つもないハッピー野郎かもしれないけど、その場には同じ音楽やエンターテイメントを楽しみに集まっていて、同じ音を聞いて色んな気持ちで楽しんでいるんだなあということを、映像になったら自覚できるようになって、勝手に一緒に共感しちゃってる。

 

そもそもわたしは人が熱量を持って好きなものを追っている姿を見るのがとても好き。

なので全然ファンではないけどイモトが安室ちゃんに会えたときとか、大森靖子ちゃんが初めて道重さゆみちゃんと共演したときの姿を見てわたしも一緒に号泣したりしてた。

 

去年、コロナの影響でライブがことごとく行けなくなり、ようやく制限をしながらも行けた一発目のライブが東京03の単独ライブだったんだけど、多くの人が一斉に笑っている声や、公演が終わってカーテンから03の3人がにこにこの顔でありがとうございました!!って言ってるの見て泣きそうになったのも思い出した。

 

やっぱり同じ時間を同じ場所で同じものが好きな人が集まるってめちゃくちゃ素晴らしいことだよね。

ほんとにほんとにわたしはライブが好き。

早く歓声に包まれるライブ会場に行きたいなあ。