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ゆとりアラサーオタクのブログ

夢の世界へ

「夢の世界へ」

 

毎年必ずブログを書こうと決めている今日、6月22日はHey!Say!JUMP伊野尾くんの32歳のお誕生日です。
過去2回、伊野尾くんの素晴らしさを語るブログを書いてきたので、今年は伊野尾くんが所属するHey!Say!JUMPというグループの魅力について愛と正義と熱量を持って語っていきたいと思います。

客観的に見てこういうグループ、という説明はわかりやすいけどそこに熱量がこもらないので、わたしは私らしく、主観のみに基づいて書いていくね。

何度も言っているけれどわたしのルーツはBUMP OF CHICKENで、そこから音楽やバンドを好きになり、これまでに本当にたくさんのアーティストを好きになりライブに行ってきた。
そして高校生の頃、東京03のファンになってからお笑いが好きになり、お笑いを仕事にするほどの熱量を持っていた。(その結果離れてしまったけども)
生きること、強い感情、思想、信念は、全て大好きな音楽から吸収して成長した。今でもそう。わたしは生きることを歌う音楽が好きだし、パッションが詰まった熱い音楽が大好きだ。
そして面白いことはお笑いから吸収している。笑いたかったらお笑いのライブに行く。何でそんな絶妙なところを取り上げるの、という人間のかっこ悪い部分をめちゃくちゃ面白いコントに昇華してくれる東京03が大好き。
何を言いたいのかというと、胸がいっぱいになるような熱い気持ちや面白いことは音楽やお笑いで十二分に得ているから、アイドルに求めるものはエモさでも面白さでもないということなのよ。

令和4年の今、アイドルというエンターテイメントはものすごく多岐に渡り、芸術性の高さやスキルの高さ、バラエティ能力や演技力など、アイドル「らしからぬ」部分的が評価をされて人気が出るということは往々にしてあると思う。それが悪いということではなく、わたしはアイドルの魅力をアイドルであることに感じているよ、ということなのです。

そもそもアイドル「らしからぬ」という言い回し自体が、なぜかアイドルを少しレベルの低いものと認識しているような部分も含まれているような気がして言いたくないなとわたしは思っている。
じゃあアイドルの定義って何と言われるとそんなの人それぞれだよ、なんだけど、わたしは夢の世界へ連れて行ってくれるエンターテイメントのプロ集団がアイドルだと思ってる。
必死にもがいてもがいてそんなどうしようもない生活を音楽に乗せて届けてくれるバンドが好き、生活に寄り添ってくれる歌詞が好き。
でもアイドルには、普段の生活から感じる喜怒哀楽ではなく、ファンタジーで創られたキラキラとしてただひたすらに多幸感に満ち溢れた世界に連れて行ってほしい。
そういう観点から見た時に、Hey!Say!JUMPというグループはわたしにとって世界で一番魅力的なアイドルなんです。

ここからはじゃあ一体どういう部分がHey!Say!JUMPの魅力なのか、ということを掘り下げていこうと思う。

まず最初に伝えたいのは、ビジュアルの強さである。キラキラとして浮世離れした夢の世界に迷い込むために圧倒的に美しいビジュアルというのは必要不可欠であるとわたしは思っている。これは賛否あると思うし、アイドルは顔が全てじゃないなんてことは言われなくともわかってる。でもそこに揺るぎない武器があるということはグループとしてめちゃくちゃ魅力じゃない?とわたしは思う。
ジャニーズなんか興味ないよ、と思っている人でも山田涼介を知らない人はいないと思うけど、圧倒的エースである山田くんの存在というのは本当にでかい。どう頑張っても非の打ち所がないくらいどこから見ても美しい山田くんがグループの顔として常に一線で活躍してくれていることが、他のメンバーのファンであってもみんな誇らしいに決まってる。
ただグループのエースだけが美しいというだけではないのがHey!Say!JUMPというグループなのです。
全8人のメンバーがそれぞれ方向性の違う美しさを持っていて、あっちを見てもこっちを見ても常に綺麗な顔がある、ということが、現実ではない夢の世界を作っている一つにして大きな要素だと思う。だって生きててそんなことないもん絶対に。視界に入るもの全てが美しいなんてことないでしょ?だからファンタジーなんだよ。
そしてHey!Say!JUMPの美しさは、可愛さとかっこよさと儚さを内包している。生命力を感じる強さが美しいこともあるけれど、どこか現実味がなく消えてしまいそうな儚さを持っているのは唯一無二なのではないかと思う。

このように浮世離れしたビジュアルを持ったHey!Say!JUMPはさらにものすごい表現力を持って様々な世界に連れて行ってくれる。
曲ごとに世界を完璧に作り出すことができるのがJUMPの最大の魅力だ。
普通もう平均年齢30歳を超えたグループがおとぎ話をモチーフにしたアルバム作ってその世界観でライブやります、と言って成立するはずがない。でもそれをなんの違和感もなく、むしろ引き込まれる世界を作り上げてしまうのがHey!Say!JUMPなのです。
いい意味でJUMPにはJUMPらしさという色が明確にはないと思う。マシュマロみたいにかわいさ全振りの曲をやったかと思えばバチバチにフォーメーションを決めるダンスナンバーをやったり、ワイルドで大人な曲も個性的で掴みづらい曲も昭和歌謡のような曲も和をふんだんに取り入れた曲も、キザでダサい曲もトンチキソングも、全部その曲の世界を8人が作り上げてしまうもんだから、こちら側がJUMPと言えばこうだよね、なんてことを言わせてもらう余地がないのだ。
この作り出す世界観って、ダンスとか歌とか演技がめちゃくちゃ上手いからできる、というものではないと思っていて、グループとしての魅せ方がめちゃくちゃうまいからなのかなと思うんだよね。

ここでJUMPが今年デビュー15周年になることを話したい。
JUMPは2007年、平均年齢15歳やそこらでデビューしてるので15周年であるにもかかわらず最年長が33歳の年で最年少は29歳の年だ。その年にして15周年を迎えるなんて異例中の異例で、いまだにまだ若い子たちのイメージが世間的にはあるんじゃないかと思う。子供でデビューしてるから、なかなか売れることが難しかっただろうなと思うけど、早くにデビューしてくれたおかげで、まだ30前後であるにもかかわらずしっかりと15年メジャーアイドルとして活動してきた素晴らしきアイドルとしての魅力が円熟されているなと思う。
Hey!Say!JUMPにアイドルやらせたら誰が敵うの、ってわたしは本気で思ってるよ。
いつまでもフレッシュでキラキラしていて、でも円熟された表現力が抜群にある。そんないいとこ取りしてるグループなんだよほんとに。

わたしはJUMPメンバーのアイドルというお仕事の捉え方もとても好き。それぞれのメンバーが同じ考えというわけではないけれど、全員がアイドルであることを本業として考えていて、グループが売れることを一番大事に考えてくれているような気がするからだ。
個々の活動を精力的に頑張るのも最終的にはグループに還元するため、自分が活動を頑張って世の中の人に知ってもらえたら、それでHey!Say!JUMPの名が売れる、と思って頑張ってくれているようにわたしは感じるし、実際いろんなインタビューでメンバーが公言している。そして、その考え方がメンバー全員一致しているように感じるから、わたしはグループを応援していてとても嬉しいし安心するし、一生ついていきたいなと思う。
本当に仲がいいのよJUMPちゃん。いつも楽屋でみんなで集まるし、ずーっとわちゃわちゃ騒がしく楽しそうにしてる。この仲のよさで沼にハマるオタクもいっぱいいるんじゃないかな?
グループの中に流れてる空気が本当に平和。平和を絵に描いたような空間がそこには広がっていて、メンバーの性格上みんな割とほんわかと温厚なのでメンバー同士で褒めあってキャッキャして、否定したりすることが全然ない。
そりゃほんとのプライベートなんて知らないよ?知りたくもないし。でも、そういう空気感を仮に公の場だけだとしても出せるということがまたHey!Say!JUMPが最強のアイドルたる所以だと思わない?
一度も不仲によるグループ解散を心配したことがないからね。本当に平和と幸せだけを届けてくれる。

さて、ここまで長々と好きなところを語ってきたけれど、わたしは伊野尾教の信者なので、教祖の言う通り地道に布教活動をしなければいけないという任務があります。
この布教活動って、なかなかに大変で、ジャニオタという言葉の持つ嫌な強さは時に布教活動の大きな足枷となってしまうことがある。
ジャニーズというだけで毛嫌いする人が一定数いるでしょ?それはきっと一部の害悪なオタクのせいで、その害悪というものの中にはもちろんマナーを守らないというものもあるけど、あまりに高い熱量で押し付けがましく語ってくるオタクも含まれていると思うのね。
だからわたしは基本的にオタクを公言していないというのもあるけど、ジャニオタ以外の人にはできる限りウザがられるような話はしないでおこうと心がけている。(仲のいい友達はノーカンで)

そんなかで与えられた任務も果たさなきゃいけないのはどうしたらいいのかと考えるけど、やっぱりその場合、キャラクターを好きになってもらうことが一番だなと思うよね。
そもそもジャニーズなんて興味のなかったサブカルのわたしがなぜ伊野尾くんの沼にハマったのかというと、バラエティでの立ち振る舞いがあまりにもツボだったからだった。
ジャニーズを好きでない人に全力でアイドルをしているライブパフォーマンスをいきなり見せても拒絶反応される確率が高い気がする。
別に曲は好きじゃないけど嵐が出てる番組は見るよ、っていう人が日本中にどれだけいると思う?
ジャニーズのすごいところはそこで、音楽活動以外の姿を見せることができる大きなプラットフォームがあるということだと思うんだよね。
もちろん嵐のような大国民的アイドルになることは奇跡に違いないけど、テレビに出てる誰かよくわかんないけどなんか好き、みたいな人が追っていくとジャニーズで、最初はテレビで見てるだけだったのがライブを見てみるとギャップとパフォーマンスの凄さに沼落ちする、って人が大半なんじゃないかな?

というわけでわたしがおすすめしたいのは、土曜日の朝10:25からフジテレビでやっているいただきハイジャンプという冠番組です。深夜帯から朝へお引越しして、オタクからするともしかしたら少し物足りなくなったかもしれないけど、ファンじゃない人からしたら気軽に見やすい企画が多くて、かつメンバーの魅力も伝わる番組になっていると思う。
衣装もみんなお揃いのTシャツにデニムにスニーカーで、キラキラ衣装ではないし、仲良さそうで見てて平和な気持ちになると思うよ。
わたしは6年前からのファンで、何でもっと早くファンになってなかったのかなと思うこともあるけど、いつ好きになってもまだまだこれから楽しいこといっぱいくれるグループなので、今からでもぜひ!
そしてあわよくばオタ友になってわたしと一緒にライブや聖地巡りに行こ。。。

最後に、伊野尾くん、32歳のお誕生日おめでとうございます。
伊野尾くんのおかげで本当に人生が楽しいし、幸せです。
今年1年も素敵な毎日を過ごせますように祈ってます!